不妊治療の問題点
■ 不妊症でも自然妊娠で元気な赤ちゃんを授かる方法
不妊治療を受けることに決めたとします。
しかし、不妊治療には問題はないのでしょうか?
あらかじめ不妊治療の問題を理解しておいた方が、すっきり治療を受けられるでしょう。
不妊治療の問題点としては、何よりもまず、高額な費用がかかることがあげられます。
初期の段階での不妊検査や、タイミング療法・クロミッド療法・HMG-HCG療法(ゴナドトロピン療法)などは、健康保険が使えます。
しかし、人工授精やアシステッドハッチングなどの高度生殖医療(ART)は自由診療となり、健康保険の適用外なので、かなりの費用がかかってしまうでしょう。
自由診療の不妊治療を受ける場合は、検査や薬などの費用にも健康保険が適用されなくなる点にも注意が必要です。
自由診療の診療報酬は、医療機関ごとに自由に決められるため、設定価格にも幅があります。
また、不妊治療を受けていると、医療保険に加入できなってしまうこともあります。
そのため、将来、不妊治療を受ける可能性があるのなら、早めに医療保険に加入しておくといいかもしれません。
不妊クリニックで評判のいいところは、いつも混んでいて待ち時間が長かったり、頻繁に通わないといけないため、不妊治療をしているとフルタイムでの仕事を続けにくいという問題もあります。
不妊クリニックによっては、さほど必要のない検査や費用のかかる不妊治療を勧めることもあるようです。
顕微授精には、DNA損傷などの精子機能を考慮しないで顕微授精を行った場合、自然妊娠よりも出生児の染色体異常率が高くなってしまう、という問題点があることにも留意してください。
不妊治療薬の副作用が、体質によってはひどいこともあるかもしれません。
不妊治療中のストレスからうつ病になったり、夫婦仲が悪くなって離婚してしまう例も少なくないのです。
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